市町村が運営するごみ焼却場などでは毎日多量のごみを焼却して嵩を減らし、腐敗性のものやカビ、微生物の発生、衛生上の問題や臭気についての問題を解決しています。しかし一方でごみに混じる重金属類や焼却に伴って生じるダイオキシン類など、いろいろな問題点も分かってきたため、かつてのように焼却場周辺に埋めてしまうわけに行かなくなりました。
焼却に伴い炉の残灰と排煙を冷却したときに出るすす(ばいじん)などが出ますが、残灰(燃え殻)中には比較的有害な成分含有は少なく、有害な成分の多くは揮発性があり、また燃焼炎中で発生します。
すす(ばいじん)を捕るのは、排気の基準があるためです。
これらを埋立処分するには土壌と同じように基準が設けられています。
ところが焼却灰は炉の構造、運転特性、ごみの分別の程度などにより含まれる有害成分の分布は様々です。
弊社では残灰用にはセメント併用タイプと単独使用の溶出防止剤を提供しています。 |